平成中村座のライブ配信一覧

※掲載の公演情報は、主催者等により内容が変更になっている場合がございます。お客さまは、必ず別途主催者等の公演情報をご確認ください。

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18代目中村勘三郎(旧:勘九郎)の「江戸時代の歌舞伎小屋を現代の人々にも楽しんで欲しい」との想いから演出家の串田和美らとともに、東京・浅草の隅田公園内に江戸時代の歌舞伎小屋を模して設営した仮設の芝居小屋だ。2000年11月に初演を迎えると、東京から大阪、名古屋と全国各地に広がり、さらにアメリカ・ニューヨークやドイツ・ベルリン、ルーマニア・シビウでも公演され世界的に知られている歌舞伎公演である。初代座主の18代目中村勘三郎が2012年に亡くなった後は、6代目中村勘九郎や2代目中村七之助、2代目中村獅童らが座主を務めた。平成中村座の魅力は、江戸時代の歌舞伎小屋を忠実に再現しているところでもある。劇場正面の「櫓」は江戸時代から公式の劇場に飾られたもの、場内では中村座ならではの黒・白・赤の縦縞模様「定式幕」、角切銀杏の紋入り「大提灯」が来場者を出迎える。客席は配置ごとに松・竹・梅と分けられており、舞台正面の特別席は「お大臣席」と呼ばれる。過去の演目は、「隅田川続俤 法界坊」「義経千本桜」「夏祭浪花鑑」「寿曽我対面」「舞鶴五條橋」など。2019年11月には「博多座20周年特別企画」として小倉公演が開催され、平成中村座が九州初上陸を果たしたとして話題となった。

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